2011年03月21日
餌付け

数年前に沖縄のとある島に行ったときのこと。
その島はとくに海が美しいと評判の島で、比較的浅いところでサンゴやクマノミも見られるとのことでしたので、とても期待していました。沖縄の友人は、泳いでいたらウミガメを見たとも言ってました。
ビーチに到着してすぐ海に入り泳ぎはじめると、うわさ通りの青々とした美しい世界が広がっています。しかし泳いでいると、ときどき何かが僕の身体にあたってくるのです。僕は泳ぐのをやめて自分の周りをぐるっと見渡してびっくりしました。上の写真の魚にとり囲まれていたのです。
僕は昔、釣り新聞にも何度か登場したことがあるようなルアー・アングラーでしたが、実は素手で魚をさわることができません。そんな僕の裸のボディに対して、この変なサカナはすりすりしてくるのです。僕は我慢ができなくなって、すぐに海から上がりました。少し時間をあけて場所を移動して泳ぎましたが、同じ魚がまた寄ってきたので結局その島ではトータルで10分も泳がなかったと思います。とても残念でしたが、魚に罪はありません。多分、その魚は餌付けされていたのです。僕はこれまでに10回以上沖縄に行きましたが、これが沖縄での最も残念な体験です。

それで、このまえ円山に登ったときの帰りの話です。
僕はこれまでに何度か、円山のふもとの大きなカツラの木の裏側に人がいるのを見かけていました。それで何気なくそこへ行ってみたのです。すると、ひょっこりと上の写真のエゾリスが現れました。
そのエゾリスは僕をまったく警戒せず、むしろ少しずつ僕に近づいてきます。おい、おい、と思って見ていると、そのエゾリスは僕の足元から僕の身体を上ってきたのです。最近は女房さえ寄りつかないのに、なんで見ず知らずのおまえさんがくっついてくるんだよと妙な気分になりました。野性の生き物がなんの警戒心も持たずに人間にここまで接近してくるのは絶対におかしいと思いましたし、こんな風にされてしまったエゾリスはとてもかわいそうだと感じました。
そういえば最近、円山の八十八箇所ルートの中腹のところで、何度か僕の頭や肩にヤマガラがとまりそうになりました。誰かがエサを置いている付近です。
きっと餌付けをしている人達は、それがその野生鳥獣に対してどういう影響を与えてしまうのかを単純に知らないのだと思います。なので、わかりやすく解説してあるページにリンクを貼っておくことにしました。
◆ 野生鳥獣への安易な餌付けを止めましょう
◆ スズメの死亡に関する情報について
◆ おすすめしません野生動物への餌付け
何年か前に、スズメの姿が消えたと話題になっていましたが、主な死亡原因はサルモネラ菌のようです。そして、寄せられた死亡通報の約8割で、餌台を設置していたり、餌を撒いたりしていたそうです(詳細は上の「スズメの死亡に関する情報について」を参照)。

それで、このまえ円山に登ったときの帰りの話です。
僕はこれまでに何度か、円山のふもとの大きなカツラの木の裏側に人がいるのを見かけていました。それで何気なくそこへ行ってみたのです。すると、ひょっこりと上の写真のエゾリスが現れました。
そのエゾリスは僕をまったく警戒せず、むしろ少しずつ僕に近づいてきます。おい、おい、と思って見ていると、そのエゾリスは僕の足元から僕の身体を上ってきたのです。最近は女房さえ寄りつかないのに、なんで見ず知らずのおまえさんがくっついてくるんだよと妙な気分になりました。野性の生き物がなんの警戒心も持たずに人間にここまで接近してくるのは絶対におかしいと思いましたし、こんな風にされてしまったエゾリスはとてもかわいそうだと感じました。
そういえば最近、円山の八十八箇所ルートの中腹のところで、何度か僕の頭や肩にヤマガラがとまりそうになりました。誰かがエサを置いている付近です。
きっと餌付けをしている人達は、それがその野生鳥獣に対してどういう影響を与えてしまうのかを単純に知らないのだと思います。なので、わかりやすく解説してあるページにリンクを貼っておくことにしました。
◆ 野生鳥獣への安易な餌付けを止めましょう
◆ スズメの死亡に関する情報について
◆ おすすめしません野生動物への餌付け
何年か前に、スズメの姿が消えたと話題になっていましたが、主な死亡原因はサルモネラ菌のようです。そして、寄せられた死亡通報の約8割で、餌台を設置していたり、餌を撒いたりしていたそうです(詳細は上の「スズメの死亡に関する情報について」を参照)。
Posted by ムックリ at 23:55│Comments(0)
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